なぜ、つくったのか。
歯科医師として20年あまり、私は診療と病院歯科の現場で、たくさんの患者さんと向き合ってきました。そのなかで強く感じていたのが、手で歯のすみずみまで磨くことの難しさです。とくに、お子さんやご高齢の方、手を動かしにくい方にとって、正しいブラッシングは簡単ではありません。お口の健康は、むし歯や歯周病だけでなく、全身の健康にもつながります。
「もっと無理なく、お口全体をケアできる道具があれば」——その思いが、OralOneの出発点でした。一人ひとり、歯並びも形も顎も咬み合わせも違います。それなら、その方の歯科データからつくればいい。
私のこの構想に、株式会社Plasmaの遠野 宏季さんがエンジニアリングで応えてくれました。そして3Dプリンティングの進化とともに、OralOneは生まれました。
1994年 日本大学歯学部卒業。2002年 新潟大学大学院歯学研究科 博士課程修了。昭和大学藤が丘病院 麻酔科 兼任講師(2002〜2022年)、JR東京総合病院 歯科口腔外科 医長・主任医長を歴任し、現在は同科 非常勤。長年にわたり臨床と病院歯科の現場に携わる。




